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作者: 嵩都 靖一朗
残酷な描写あり R-15
あらゆる想いの境地に至る人の心に穴が空く。
[霧ノ病]と呼ばれるその症状は、人々を魔物(キメラ)と化していった。

はじまりの舞台は、多国間戦争を経て統一されたアルシオン帝国。
霧ノ病を呼び込んだのは、彼ノ戦により滅ぼされた亡国シャンテの民の生き残り、フェレンスではないかと噂される。

故国・シャンテ。王族と高官の多くは学者でもあった。
彼らは賢者(ヘルメス)の齎した叡智の結晶である翠玉碑(エメラルド・タブレット)を保有し、安息の地エデンと神ノ意識(スフィラ)の関係性を探り扉を開くべく、地上ノ王(アルシオン初皇帝)と手を結ぶ。しかし、ある事から決別。滅亡の道を辿った。

フェレンスの諸遇について。
彼は故国の末裔であり戦犯として扱われるが、彼ノ戦において12枚に砕かれた聖碑のうち失われた一部、[禁断ノ翠玉碑]を探し出す事を条件に恩赦を受け、帝国軍管轄下・高等錬金術師団に所属。任を受けている。

また、そんな彼を慕う執事は身分を偽り、寄り添った。
男の名はカーツェル。異端ノ魔導師と揶揄されるフェレンスと禁断ノ契約を交わした魔導兵として、覚醒、魔人化、神化を果たす彼の正体は、帝国の公爵家第二子息。

両者と、両者を取り巻く国家、宗教、各勢力の陰謀。そして秘密が、記憶が、恋路が。
終末ノ世界を左右する。そんな物語。

※本作はガチのハイファンタジーかつ、BL作品です。
※エロはいつか二次創作的に展開する予定(本編では匂わせ程度)
※複数♂の関係性(恋愛)がなかなかのカオスです。
※カプ、受攻は読み手の感性次第です。

※当作者は重度の読書ベタです。
※字下げや、行、折り返しの語句断絶が苦手です。
※自分が読みやすいように書くため、詩篇のように書き綴っています。
※ご理解いただける方のみ、ご閲読願います。
第一章◆異端ノ魔導師
異端ノ魔導師~Ⅰ
2720字 投稿2024.02.27
異端ノ魔導師~Ⅱ
8305字 投稿2024.02.27
異端ノ魔導師~Ⅲ
4018字 投稿2024.02.27
第二章◆霧ノ病
霧ノ病~Ⅰ
2524字 投稿2024.03.21
霧ノ病~Ⅱ
7290字 投稿2024.03.21
霧ノ病~Ⅲ
5492字 投稿2024.03.21
霧ノ病~Ⅳ
9164字 投稿2024.03.21
霧ノ病~Ⅴ
4792字 投稿2024.03.21
霧ノ病~Ⅵ
12472字 投稿2024.03.22
霧ノ病~Ⅶ
12472字 投稿2024.03.22
霧ノ病~Ⅷ
6846字 投稿2024.03.22
霧ノ病~Ⅸ
6883字 投稿2024.03.22
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