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作者: 櫻木創人
全体  犬物語  2024年08月20日
注:微ネタバレ、あとわたしは書く専なので場合によっては参考にならぬかもしれません

静かに時が流れていく雰囲気。登場人物ごとにキャラクターが立っていて、それらがしっかり描写されている印象を受けました。

20,000文字読了時点で、まだ異種族的なキャラが登場してないように見えますが、それは著者の理由があってのことなのでしょう。ひとりひとりに魅力ある設定があるので読み疲れることはないと思います。
著者は喫茶関連に深い造詣をお持ちのようです。料理に関する説明を丁寧にしてくれるので興味関心のある方はおすすめ。おもわず調べたシロトンは「ああ、まあ確かにスライムっぽい」と思いいやメロンソーダだと思いましたごめんなさい

わたしは書く専なので読み手の心情はわかりません。ただ1話ごとに10,000字のバランスは、話数でなく文字数で勝負するB-NOVELさんではアリかもと思いました。
こんど、近所のケーキ屋さんに行ってタルトタタンを探してみようと思います。趣深い、味のある作品をありがとうございました。
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