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作者: 無気力なすび
残酷な描写あり
 虚数使い──
 西暦元年以降様々な宗教を隠れ蓑に存在して来た超常の力、【虚数】を扱う者達の総称。
 基本的に彼等は宗派を作って群れるものの、そのどのコミュニティにも属さない、異質な虚数使いが一人いた。

 彼女は商売人でありながら利益に興味が無く、人でありながら愛が解らず、老女でありながらいつまでも若い。

 その虚数使いの名は、福島・ハイネ・泉希。
 骨董屋を営み、曰く付きの物品を好み、どこまでも心に関心が無い壊れ人。
 コレは、そんな虚数使いが織り成す摩訶不思議な日々の物語である。
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