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作者: 尾久沖 千尋
残酷な描写あり R-15
【第Ⅱ章の登場人物】
 【カグヤ・アケチ(明智輝夜)】 20歳

・主人公。殺人罪で拘置所に収容されていたが、『招聖の儀』によって双子の妹テルサと共に異世界のウルヴァルゼ帝国へ召喚される。鑑定で魔力皆無と見做された後、テルサの依頼を受けた栄耀教会から暗殺されかけるも、その際に謎の力を発現、冥獄墓所へ転移してダスクを復活させてしまう。


 【テルサ・アケチ(明智照朝)】 20歳

・カグヤの双子の妹。三百年前の初代『聖女』と同じく、光属性の極大魔力を有していた事から当代の『聖女』と公式認定され、瘴気を浄化して『邪神の息吹』を鎮める役を担う。その立場を利用して栄耀教会にカグヤへの復讐代行として暗殺を依頼する。


 【ダスク】 25歳(肉体年齢)

・三百年前にカルディス王弟の親衛隊を務め、国家反逆罪で処刑された騎士。冥獄墓所に葬られていたが、カグヤの力によってヴァンパイアと化して蘇った。極めて高い戦闘力と冷静な判断力でカグヤを助ける。


 【ジェフ・デルク・フェンデリン】 18歳

・優れた魔術師を輩出するフェンデリン家の三男。皇立学術院の学生。気さくで好奇心旺盛で、黒猫セレナーデや黒梟ノクターンなど、様々な生物を自在に使役する調教術師テイマー


 【オズガルド・デルク・フェンデリン】 65歳

・宮廷魔術団の総帥で、フェンデリン家の前当主。ジェフの祖父。帝国史上最高の魔術師と名高い人物で、栄耀教会に追われるカグヤとダスクを保護する。ラモン教皇とは組織間でも個人間でも反目する間柄。


 【エレノア・デルク・フェンデリン】 61歳

・オズガルドの妻でジェフの祖母。宮廷魔術団に籍を置き、皇立学術院の非常勤魔法講師も務める。皇后レヴィアとは昔から親密な間柄。


 【サリー】 17歳

・フェンデリンン家に仕えるメイド。本名はサラ・ヘンデ・ファーツ。ファーツ家滅亡の際に顔に火傷を負い、兄ベリオによってフェンデリン家に預けられた。オズガルドとエレノアからカグヤの世話を任せられる。


 【ザッキス・エルハ・ズンダルク】 24歳

・若き聖騎士。ラモン教皇の孫でラウルの従兄。『聖なる一族』ズンダルク家の出身で、聖騎士としての能力は高いものの、弱者を見下し虐げる事に快楽を覚える性癖の持ち主。
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