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作者: タアアタ
残酷な描写あり
登場用語集
人名とはまた異なった、国名やお話しに関わる技術体系などをざっくばらんに語りたいと思います。

悪文…難読であり、読んでも意味が伝わりにくいが、発想の下地となる不思議な文
文士…文章の管理を任され、時には創作により運命さえも執筆する特殊な職種
クシ王国…物語の始まりの国、小国であるが王の下で安定した国家運営が行われてる
テヌ王国…召喚術により国を治めている、クシ王国とは敵対関係にある
超大国ユジリア…魔法によって広い国土を治めている、海の向こうの大陸国
勇士…冒険者の中でも戦果を挙げることを期待されたものがこう呼ばれている
異世界転生人…身の上の不幸でこの世界に転生したチートを与えられしもの
善文…悪文とは異なり、意味を介しやすく善き行いの元となる根幹を担う文
善文タイピスト…文化文明に連なる善文を紡ぐことを許された人々のこと
クエスト…勇士や冒険者、この世界の住人にとってのやるべきこと、役割書き留め
ギルド…役割を持たない人に役割を与える組織と施設、国を隔てず裾野広く存在する
剣豪…剣の道に通じその名をとどろかせるもの
魔法使い…この世界の理に通じ理力より魔法を行使する使い手
僧侶…あまねくいのちに祝福を与える役職
盗賊…ものに限らずすべてを盗むことに長けたものをこう称する
文士見習い…正式な文士ではないが、文を綴ることで人々の営みを円滑にする能力者
悪文ヘドロ…筆舌尽くし難いことの掃き溜めに転がってる悪文のまとまりをこう呼ぶ
悪竜…世に生まれ出でて業苦をばらまくよう定められし悪竜の末裔
竜騎士…人と竜の争いを買って出る一番槍の武功を誉とする騎士をこう称する
三文文士…伝聞をまま書き世論と垂れ流す渡り鳥
文民の法…劇中世界は文が絶対的な力を持ち、文民の法によって武と世を治めている
シビリアンコントロール…文民統制、書かれた台本に従わざるをえない者達の悲哀
名槍ジマーフ…クシ国王の家臣トマフの武功を讃えて与えられた国王自慢のヤリ
善人…善い行いをしたもの、しようとするものや、選ばなかったものはこう呼ばない
悪人…悪い行いをしたもの、しようとするものでも選ばなかったものもこう呼ばれる
三等文士…職に就いているがカストリ任された文が扱えるというだけのものたち
一等文士…国史など正史を記録する事が任された文士をこう呼ぶ表向きに名は残らない
国宝の盾…勇士を讃える目的で作られた国設ギルドにおける最大の褒章
サタン…悪魔の中でも一等輝くものを指す、畏怖の対象として大衆の内で口走られる
レギオン…あまりにもおおすぎて煩雑になった事象の煩わしさ、時に暴徒を指す
鱗…この世界では竜の鱗自体が一種の通貨として流通しており大きさで価値が分かれる
龍の宝石袋…鶏で言うところの砂肝、中に入った鉱石は磨かれ硬度の高い宝石で溢れる
遺骸…竜の亡骸、ひとつで国を興すことが出来るともされる価値と語り継がれている
子種…竜の母胎炉に宿された融けあう灯火、一時、土地が宿せば竜を為すとされる
悪竜使い…悪竜を用いて画策するものの呼称、悪文と悪竜に通じる知恵者
二等文士…知っていても書かない事で官職を保っている未来を描けるほどの力は無い
魔法トフトフ…イセイが思いついた魔法、蝶のように舞い、徒歩徒歩と刺す
バジリスク…足が速いとかげ
アンディアフアフ…鎧を何重にもまとった転がるボールマン、召喚されたモンスター
ハベン…首のあるモンスター、アヤトがたおせるくらいよわい
ラガナッチャ…首のあるモンスター、タメクがたおすくらいにはつよい
ヘンダリン…首のあるモンスター、イセイがたおすくらいにはマジカル
ホジィエルベ…首のあるモンスター、シングレがたおすくらいには邪悪
スムニブニア…首のあるモンスター、ダノマがたおすくらいには金持ち
ガントリアルベ…首のあるモンスター、五人組揃ってないと倒せないくらいややこい
カタマリン…海の底を転がる嫌気性巨大マリモなんでも取り込んででかくなり転がる
ボイコット…何故か反対表明が攻撃にまで発展する文化がこの世界にはある
召喚…何かを呼び出すが期待する何かであればよく取り出す前の状態でなくてもよい
召喚士…魔法とも文士とも違う体系から無尽蔵な人的資源と敵意を作り出す職種
救世主…ラブ&ピース
魔族の王…召喚される前のことは教えてくれない恥ずかしがり屋さん
結婚…結婚願望の高まりとともにこの世界でも近年ブームになっている
祝儀の品…贈ることでお祝いムードで世論をごまかせる文士の策
異世界移民…召喚しすぎたらこう呼ばれても当然であり昨今の問題となっている
マーク…異世界から来たものかを照合するために額に隠された印、聖痕とも
魔王…自称するもの、意思疎通がとれるので異世界移民と共通のルーツがありそうだ
魔神…自称するもの、意思疎通がとれるが異世界移民にたいしてツンツンしてる
竜…自称するもの、意思疎通がとれることに気付いてもらえただけでデレる
竜人…自称するもの、意思疎通以上のお付き合いから始めたがるおませさん
天使…自称するもの、意思疎通をより高次なところで行いたい電波さん
天帝…自称するもの、意思疎通は意思を汲んで貰う事で己を保ってるらしい
神…自称するもの、意思疎通する前に相手が悟ることを望んでいる
異世界転生人…この世界とは別の理に生きる者、どこの世界でも生きづらい人達
商人連…行商や大手の交易商などが各地域で財を成すための担保とし連合した結社
陸運連…駅馬を任され荷のやり取りを陸路で預かる商人連とつながりの強い結社
海運連合…船主と荷主に水夫組合と船長に船団組合が出資して作った港湾の担い柱
一大ギルド…大資本から出資された大きな役割を与える職能斡旋を目的とするギルド
パスカード…異世界転生人が自由に生きられる理由のための世界通行手形
滞在日数制限…異世界転生人が根付かないよう冒険を主目的にするよう作られた制限
パスカード没収…事実上の異世界転生人の権利剥奪、なにされても文句は言えない
強制退去処分…国外追放、よほどのことをしなければ普通はこうはならない
異世界転生人…人種として認定され、その特徴と気質から、現地に馴染みにくい
異世界転生民族…同志と仲間意識を持てたものが流浪の民となることがあるらしい
小冒険者…この世界の根っこを端々で支えてた現地民
『転生』…この世界に留まらない巨大資本が画策した資金繰りの術
転生人…異世界転生に留まらず、転生を繰り返す事で利得を得ようとする者の呼称
人文…人類史を人づてで刻むに人の手無くては興らず、人にその意思なくば非ず
クエスト発注書…ギルドが印刷した気軽にクエストを記入できるテンプレートシート
悪竜の検分…多くの文士が駆り出され、被害者の実態と悪竜以外の質を決める役割
スキル…多くは異世界転生人に与えられ奪い合うことで高められる外法の術
ユジリア民族…世の理に早くから通じ他の民族を屈服させてチカラを得てきたもの達
文筆…おのれの気持ちを綴れるようになるまでそれが届くまで続く道のり、道徳
コトモノヤクソク…人が縛り縛れるもの時に反転し時に忘却の彼方にある
魔術戦…魔術決斗における相手の手を全て把握した時に生じる有限解の戦い
魔導兵…魔法の術理を施された魔具を全身にまとい自らも魔法もてして戦う正規兵
攻城塔…城攻めの際に建設される城壁を乗り越えるために作られた兵器
魔導砲…可動式攻城塔の頂に配された灯台の灯のようにも見える特殊魔導焦点具兵器
議会…超大国ユジリアは形式上、支配地域の議員を含めた議会制で運営されている
おつかい…クエストの一つ、初歩的な冒険を体験できる
たたかい…クエストの一つ、実戦経験を積むのには最適
あらそい…クエストの一つ、対人戦になり得る危険がある
もめごと…クエストの一つ、交渉術が試される
はからい…クエストの一つ、便宜をはかる社交的なスキルが求められる
おしごと…クエストの一つ、職能が磨かれる社会的役割を持ち得るきっかけ
ともだち…クエストの一つ、仲間など疑似的なパーティーを体験できる機会
あくにん…クエストの一つ、中長期の目標であり多くのものは並行して進める
小鬼…3歳児の住まえるところに活路を見出した非常識的な生き物
悪竜大戦争…超大国ユジリアが映画興行をもって宣伝した国威の象徴となった戦争
最新式魔導砲…議会で承認された量産型魔導砲の事、実戦で扱われたことになってる
マーケット…多くは開催されるもので期間ごと品卸される商品は大きく変わっている
竜の牙…短刀として加工される他、首飾の勾玉として樹脂で固められることもある
悪竜マーケット…大規模な竜の配当処分祭であり国分けとも呼ばれる一大イベント
行式…指定された行数で文をまとめる文士の基本技術の事
魔法文明…ユジリアによって最盛期を迎えた魔法を基盤とした文明の形態
魔法使い率…国民に占める魔法使いの数を示す、魔法都市における教育目標である
魔法兵…魔法使いが兵士として職務についたもの、魔導兵とは異なり軽装
文暗…文明に反する文面で世界を漆黒に染め白紙の可能性を使い切る魔性のすべ
文末期…物語の結末に際して呼び出される文暗がもたらす混沌、筆致筆舌の限界
闇の眷属…文明に生きるのが人ならば、文暗に生きるのが闇の眷属である
悪竜式…文士が一度は思い描く悪文によって構成された物語の図式
自由式…式の解放を意味する今まで綴ったものすべてをあるべきところに返す
レンガ…魔法書を読み終えた後につんでレンガに変えると魔法都市が出来上がる
魔導炉…世界の術理を魔法とし汲み取ったのち余剰分を魔法力とし蓄えるための炉
ユジリア臨時政府…王城が機能しない時に地方議会などで臨時に作る政府組織
霊脈…世界の術理の基礎根幹となる神代に通った道理、霊魂精神体が通う部分とも
異世界転生砲弾…理論上最強の砲弾でありチート炸裂弾と称される
異世界転生勇士弾…形式上、肉弾を勇士として認める事で神意に反さない事となる
異世界魔導転生速射砲…文壇のすべてを捧げて贈られる最高位の弾幕劇
オリハルコン弾頭…チート能力炸薬の衝撃を唯一耐えうるオオカブト
主人公補正…本来なら物語の中心にあってもおかしくないほどの実力の事
焦点化…認識する力を集約し観測単位を細分化する事で理力を魔法に変換する技術
西国モヒカ…ユジリアの統治を受けないが出島として機能している治外特権優恵国
呪詛返し…焦点化の際、認識する力は観測対象からのまなざしを受けると逆流する
魔法防壁…一般的には観測されないための防壁、場合によっては物理装甲厚ともなる
空間転移陣…理論的には召喚と大差ないが、この世界の術理に則して作られている
魔術師ギルド…前景はユジリアに支配される前の魔法国家の構成員が落ちのび作った
ヘビュート地方…ユジリアより北の大地、北方民族が武勇でおさめている
悪魔国ヘビュート…悪魔王セイカリテル統治下のヘビュート地方呼称
悪魔王城…悪魔王セイカリテルの命で作られた巨大な城、闇の中眠りにつくことが無い
悪竜犠牲者の会…異世界転生人が発起人となった会、以降、現地遺族との交流も深める
勇者…勇士の中でもこの者ありとされる個人に与えられる世界に冠する永劫の文名
異世界転生高出力魔導砲…強制召喚徴兵制から志願制に変わり威力も倫理も高まった
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