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作者: 犬物語
犬「うたうぜ!」 犬「ワイもうたうぜ!」 犬「ウチもうたうぜ!」
犬ってね、どの子もけっこーかしこいねん

おバカないぬはいないねん。それは人間のほうが、その子のパワーに気づいてあげられてないだけやねん
 犬は"社会"を形成する動物です

 集団生活をするということは、少なからず他者とのコミュニケーション能力が求められます。ってことで、犬には他者とコミュニケーションする能力が備わってるのですが、これけっこーすごいのよ

 他人の心情を態度や声などで判断したり、自分の心情を伝える能力だったり、相手に合わせてムーブを変化させるスキルだったりとけっこー幅広い

 そんなわんわんたちは、いつしか人間とかいうなんか二本足の動物といっしょになり、いろんな縁と巡り合ってこんにち、いっしょに暮らしています

 ってことで今回はそんな毛むくじゃらの話。とくに室内でわんわん吠えまくっちゃう行動について書いていきましょう





:吠えるのは自然なこと:

 犬は他者を見て学習する能力をもってます

 人間がヨガマットを敷いて日常的にヨガってる場合、いつの間にか、わんちゃんもその行動をマネしてたりします。たとえばこんなふうに


YouTubeチャンネル、Sree Telugu Blends
ttps://youtu.be/GqwXsls83ww


 犬は飼い主さんに似るってのはこういう側面があるからかもしれませんね。んで、それと同じように飼い主が歌をうたう習慣があったり、ピアノの音色が聞こえるご家庭であった場合、わんちゃんもそれに合わせて「わおぉ~ん!」してくれるかもしれません

 犬の起源というかご先祖様というか分岐元とされるオオカミさん。彼らは遠吠えをして仲間とのコミュニケーションやよそ者への牽制などを行いますが、群れのなかで遠吠えを共有、つまりあっちこっちで「「「「ワオーン!」」」」することで群れの結束度を高める的な狙いもあるようです

 犬はその性質を少なからず受け継いでおり、なんか遠吠えっぽい音に反応して「あおーん!」することがあります。たとえばこんなふうに


Youtubeチャンネル、Buddy Mercury
ttps://youtu.be/Qj_FCM7THDI


 個犬差はありますが、とーぜん人間の歌声にも反応する子がいます。アナタといっしょに暮らしてる子が"そう"なのかどうか、ちょっと試してみるのもアリですね

 ただし、それがクセになるとなかなかうるさくなりそうなので、なんでもかんでも吠えさせようとするのはおすすめできません。さもなければ宅配のおにーさんが来たときに「わんわんわんわんわんわんわんわんわんわん!!」っていう感じに――心当たりあるでしょ?

 複数のわんちゃんといっしょに暮らす、いわゆる"多頭飼い"をしてる飼い主さんがいらっしゃいます。さぞフサフサのモフモフで天国なんだろうなぁとは思いますが、彼らの一斉合唱を想像するとちょっと苦笑いを浮かべてしまいそうですね

 多頭飼育の場合、あるわんちゃんが他のわんちゃんのマネをすることがあるので要注目です。これは学習能力としてすばらしいのですが、たとえば上記のように宅配のおにーさんがやってきたとき「わんわんわんわんわんわんわん!」言うようになった子がいて、んでそれを学習してしまってマネしてしまったりした日にゃぁもうね……タイヘンだなぁって思います

 そういうしつけは人間側でちゃんとしましょう。それが犬といっしょに暮らすということです



:さいしょのいっぴきを防ぐ:

 ある子が吠えて、それが伝染してみんなが吠えちゃう。こういう負の連鎖はいちど着火するとなかなか消火できません。ってことで、みんなでわんわんを防ぐには『はじめの一匹を防止する』ってのがこれ以上ない対策になります

 んで、はじめの一匹をどうしつけりゃいーんかってと……実はね、犬を叱るって実はあまり効率がよくないのです

 犬が宅配のおにーさんの"ピンポーン"に反応して吠えるという場合、まずは『ピンポーンしたらケージに入る』というような、別の行動を学習させるようにしましょう

 これは『チャイムが鳴る → 吠える』という連鎖を『チャイムが鳴る → ケージ(クレート)に入る』という行動に修正させるしつけです。わんわん吠えるときは"禁止"のサインを出して、それだけでなくチャイムがなったらケージやクレートに入るという行動を繰り返し実践させ、その度にご褒美(エサでもオモチャでも)を与えるようにしましょう

 いちど身についてしまった習慣を変えさせるのは難しいですが、焦らずながい目でもってしつけをすれば、わんちゃんは「あ、飼い主さんはこういうこと・・・・・・をしてほしーんだな」と学習してそのとおりに実践してくれます

 アナタのことを愛しているのであれば、必ずできるようになります。ただわんわんには時間が必要なのです。あせらずゆっくりと、ね?



 ヒトとイヌは社会性をもつが故に、種族の壁を越えて共に暮らしていくようになったのでしょう

 今の時代、犬はかけがえのない"家族"として扱われ、多くの家庭でわんちゃんといっしょに暮らせるようになりました。いつも愛嬌を振りまき、わたしたちに癒やしを与えてくれるよつあしのかわいい子たちに、わたしたちはいったい何をしてあげられるでしょう?

 いつまでも仲良く、そして大切にしてあげたいですよね。今後もアナタと、アナタの"家族"に幸多からんことを
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