【性欲】貞操逆転をマジメに考えてみた【性的二型の逆転】
存外女性向けジャンルかもしれない
注意。
今回は性に関わる内容となっておりますが、あくまで学術的な事実を元にした考察ベースにあるので年齢制限はありません。万が一、このエピソードの内容に問題があれば一報いただけると幸い。
内容は生物学や性犯罪など多方面でレベルお高めになると思うので性に関する内容に嫌悪感をもつ方、避けている方、デリケートな内容はごめんだという方は閲覧しないことを推奨。御了承おねがいします。
先にこのエピソードを書こうと思った理由を書くと、ふとした瞬間に「貞操逆転モノってリアルに考えたらどうなるんだろう?」と思ったからなのです。
貞操逆転といえば、男女の性に関する思考やらなにやらが逆転したジャンルのことだね。つまり女性が性欲ビンビンで男性が大人しくなった世界。そんなジャンルだからもっぱらエロ関連作品にしか登場しないよね。とはいえ、ここではあくまで真剣な考察を記述していくのでエロい内容にはならんから、そっちを期待してる方はごめんなさい。
閲覧注意、前もって御了承ください。それでは。
:性欲という機能:
食欲。
睡眠欲。
性欲。
生き物の三大欲求だね。食わなきゃ身体を維持できないし、寝なきゃ脳や身体を修復しきれない。そして異性とヤることヤんなきゃ子孫を残すことができない。
生物としてあたりまえのことだよね。さらに、動物はだいたい雄と雌に別れてて、子どもを腹に宿したり、卵の世話をしたりする雌のほうは身体が小さく、子育て中もフリーダムに動け、エサの調達などを行える雄のほうが身体が大きい特徴がある。
このほか色々な要素が絡み合った結果、男性は精子をたくさんバラまきたいので性欲強めあんど興奮しやすいように進化していき、女性は妊娠出産などの大きなエネルギーコストと貴重な卵子を効率的に使いたいので、性欲よりは異性の選別に重きを置くようになった。
結果、男性は身体が大きく性欲強め。女性は身体が小さく性欲弱めに進化していった。一部例外はあるけどだいたいの動物はこんな感じだ。生物の進化は神秘性に溢れているけど、この進化は男性にとってひとつの課題を生み出した。
性欲が強くなった男性は、時として強すぎる性欲衝動を押さえられなくなってしまったのだ。とくに人間という種族は優れた知能で他動物に脅かされない安全性を身につけ、弱肉強食だった過去とオサラバした結果本来ならそのような環境で程よくお付き合いできた性欲を持て余すようになってしまったのだ。
そこで男性は考えた。
自分の手を恋人にすれば良いのでは?
キミは右手派? それとも左手派?
いやまあ、冗談は置いといて、人は自慰行為なるスキルを開発したわけだ。実はという話、自分の性器を弄り性的快感を得るという行為は人間以外でもやってる。
イルカなどの知能が高い生物。
サルなどの霊長類。
果ては鳥類まで。
キミが思ってる以上にたくさんの動物がオナッてる。方法も多種多様で、イルカなどは手などを持ってないので他の動物などにソレを擦り付けたりするし、過去には石を使ってシコるサルも発見された。犬とかも何かに乗っかって腰フリフリするよね。
イルカ「ちょっと失礼しますよ~」スリスリ
サル「お、この石ザラザラしていーじゃん!」コシコシ
イヌ「わんわん!」フリフリ
人類も負けてらんねーわな。恐らく、人類は全生物いちマスターベーションに長けた動物でしょう。強すぎる性欲とクリエイティビティあんどイマジネーション溢れる創作意欲にて、人間という種は自家発電をより効率的かつ魅力的に行う手法を編み出してきました。
すなわちおかずである。
魅力的な異性の裸体を写真や動画に収めたり、空想のキャラクターを描いたり、真に胆力あるモノは頭の中に思い浮かべるだけで絶頂に至るらしい。
その種類も様々で、実際の生活に根ざした描写もあれば剣と魔法のファンタジー世界作品もある。なぜか知らんが、人類に性欲をぶつけるゴブリンやオーガーがたくさんいるし触手スライムTSその他もろもろ、人類の想像力に果ては無いのだろうか? とくにドラゴンと車の掛け算はだれが考えたんだ? あれは尊敬あんど脱帽だわ。わたしはまだその境地に至っておりませ閑話休題。ありとあらゆるジャンルが飛び交う中で、わたしはひとつを思い浮かべた。
貞操観念逆転。
何度も書いたが、性欲は男性のほうが強い。百万倍は強い。いや、女性の性欲を体験したことが無いので断言できないがそのくらい強いんだと思っている。反論ある女性の方ぜひどうぞ。それはそれとして、本来であれば男性のほうが性衝動が強いのだが、貞操観念逆転を描く世界では、女性が性欲モンスターに描かれ男性は女性的に描かれている。
主人公はほぼ男性で、どういった経緯かこのような世界に放り込まれる。そして多くの性欲マシマシな女性たちと出すモノを出してくストーリーになっている。残念ながら、女性向けの貞操観念逆転世界を探してみたが見当たらなかった。もしそのような作品があれば感想コメントで教えていただければ幸い。
元の常識をもつ男性としては好都合な世界なのだが、わたしはひとつの疑問を抱いた。
「実際にこうなる可能性はあるのだろうか?」
ここからはわたしの完全なる妄想なので本気にしないように。ただし、妄想にならないような化学的な視点に寄り添って考えていくので、物書きさんに何かしらの刺激を与えられれば幸い。
:男性は性欲の塊なのよ!:
なぜ男性のほうが性欲が強いのか?
だいたいテストステロンのせい。
男性ホルモン言われるヤツだね。
前提の話。男性ホルモン女性ホルモン言われてるけど、べつに男女ともどちらのホルモンも分泌されてるんだわ。ただ性欲のメインウェポンたるテストステロンは主に精巣で作られてるんです。
女性に精巣、ないでしょ?
その他副腎などでも生成されるけど、やっぱ精巣から生まれる分が多数を占めていて、男性のテストステロン量は女性の十倍とか二十倍くらいあるんだ。性欲に関する反応は男女共に持ってるんだけど、性欲を呼び起こすエネルギー源がたくさんある男性のほうが欲求を萌やしやすいの。
より詳しく。
テストステロンが脳の視床下部に作用。
視床下部は性的欲求のほか意欲、モチベーションを高める部位。
だから男性は、まあ女性から見たら子どもっぽくおバカに見える。
ドーパミンが放出される。
快感を司る報酬、期待への欲求を高めるヤツね。
一酸化窒素が血管を拡張。
コレは男性のアレをビンビンにさせる物質。
別にテストステロン→性欲ってワケじゃない。そげなこと言うたらボディビルダーみんな性欲の塊になってしまうけど彼らは温厚で笑顔を絶やさない紳士たちでしょ? 性欲がムクムクするかどうかは状況によって変化するねん。
目の前にグラビア雑誌があるとか。
彼女とひとつ屋根の下とか。
モナリザの絵画があったとか。
吉良吉影はこうして勃起したワケよ。
もちろん、ふとした瞬間にピンク色の思考が浮かぶかもしれないし、女性だって少なからず性衝動をもってる。が、いくらテストステロンの値が違う言うて、比較的性欲低すぎじゃない? とお思いのキミ、鋭いね。
性欲を司るのはテストステロンだけじゃない。俗に言うアンドロゲンをはじめとした男性ホルモンと、エストロゲンやプロゲステロンなどの女性ホルモンすべてが性欲と関わってると書いてもいいかもしんない。
女性の場合、テストステロンと女性ホルモン代表であるエストロゲンが性欲向上に役立ってる。けどそれ以上にプロゲステロンやプロラクチンなどの性欲を抑えるホルモンが活躍してるので、男性と比べめっちゃ性欲お低めでございますのよ。だから男性向けのえってぃな作品にありがちな感度三千倍みたいなことはありえねーのです。
いや男性でもねーか、死ぬわ。
女性はテストステロンだけでなくエストロゲン、オキシトシン、ドーパミンなどを総動員してはじめてムラッと来るのでただ性行為するだけでは物足りなさを感じるのかもしれない。よく言われる、女性は雰囲気や会話などを通して性欲を~ってのはそういう前準備が必要だからなんだね。
はいじゃあ本題。貞操観念が逆転した世界において、男性と女性のホルモンバランスはどうなってるだろうか?
:同じ脳だけど違う運用:
テストステロンは男性特有のアクティブ性を引き出してくれる。つまり、貞操逆転世界では女性のほうがテストステロン量が多いということになる……それは困る。だって、テストステロンは性欲や意欲モチベーションだけでなく、男性の〝男性らしさ〟をつくるものでもあるから。
骨格や筋肉、体毛や声変わり、そもそも精巣からテストステロンがドバドバ出るワケじゃん? じゃあ貞操逆転世界で女性性欲の再現性なくね? ってなりそうだけどちょっとまって。
世の中にはいろんな例外がいる。雄より雌のほうがデカい動物はたくさんいるし、雄が巣を守り雌が狩りを行う動物もいる。雌が雄をめぐって争うような場合もあるし、ブチハイエナなどは疑似ペニスを持つ程度に女性の男性化が進んでる。
性的二型の逆転と呼ばれるものだ。
テストステロン値が高いワケじゃない。
体内における〝やりくり〟の問題だ。
テストステロンというボールが投げられると、脳神経の受容体というグローブでキャッチされる。問題はその数。テストステロンを一万個投げたところで、グローブが十個だけだったらつまり十個分の信号しか伝わってないことになる。
では、テストステロンを百個しか投げられなかったとしてもグローブが百個あったらどうなるだろう? 先程より九十個も多く伝わってることになる。ブチハイエナはこういった仕組みができているのでより男性化しやすく、身体だけでなく実生活でも〝男性らしさ〟を発揮できるんだって。
テストステロン量が少なくても、その信号を受け止める数を増やせば女性であっても男性のような力強さを得られるってこと。つまり貞操逆転世界の女性たちは、テストステロン受容体がたくさんあるんだろうなって妄想。
もちろん、女性でも性欲を生み出すエストロゲンなどをドバドバ分泌させ受容体もたくさん作ればさらに性欲モンスターになれる。あとは環境要因やジェンダー文化的な要素も取り込めば、まあ女性の性欲関連は説明がつきそう。
となると次なる課題は、性欲が少なく女性的な男性像の話だね。
えってぃな作品では主人公こそ性欲魔人ではあるけど、その他の〝貞操逆転世界の男子〟はリアル世界でいう女性的なアイデンティティーをもってるワケだ。となると、テストステロン量が多くてもそれを性欲やモチベ方面に向かないよう仕向けねばなるまい。
それを実現する方法としては『脳の反応をコントロールする』ってのがある。男性ホルモンは性欲と結びつけられやすいけど、それと同時に父性を生み出す種などたくさんの役割を持ってる。つまり、男性ホルモンを性欲方面でなく父性や精神的安定に働きかける方向性に持っていけば良いだろう。貞操逆転世界の男性はそういう神経回路を持ってるんだという説明。事実、リアル世界でもそういった動物の類は多く、性欲以外の条件と強く結びつけられれば人間の雄だって菩薩のような境地に到れるかもしれない。
おぉ、わりと説明できそうでビックリだよ。なるほどなるほど、リアル世界でも貞操逆転モノのような世界観があり得たかもしれないな……とまで考えて新しい疑問が浮かんだ。
貞操観念逆転世界ってだいたい成人向けじゃん? じゃあさ、その世界の男女ってどういうプレイしてるのかな?
:貞操逆転世界で起こること:
内分泌系と性欲をメインに考えたけど、さすがに女性のがムッキムキで男性は華奢になるとは考えにくいと思う。まあ、上記で考えれば多少は骨格筋肉の変化が見られると思うけど、貞操逆転モノってだいたい外見上はリアル世界の男女と変わらんじゃん?
なので、まあ『フィジカル面では男性のほうが有利』という前提のほうが良さそう。となると、これは女性にとってとても不利に働くかもしれない。
だって襲えないんだもの。
成人向け作品にはあるまじきハンデだ。
ん? いやそれでいいのか?
むしろそのほうが健全な社会につながるわね。
でもまあ、それだと話が終わっちゃうのでひとつ考えよう。
たとえば、性故の過ちとか。
法務省の『犯罪白書』を参照すると、女性が被害者となった不同意性交等、不同意わいせつの認知件数は年間あわせて約一万件。つまり一日で三十件程度、女性が襲われてることになる。
:犯罪白書:
ttps://hakusyo1.moj.go.jp/jp/72/nfm/mokuji.html
リアル男性の性欲をそのまま貞操逆転モノに持ち込むなら同程度の件数が男性に降りかかっているはず。が、男性のほうがフィジカルに勝るという事実があるのなら、恐らく被害件数自体は少なくはなってるかもしれない。襲われそうになっても力で振りほどけたり、走って逃げればいいんだから。
恐らく、この世界における男性被害者は凄惨な目に遭っているかもしれない。
フィジカルに劣るなら数で勝負すればいい。性欲と悪意と常識の欠損。どうしても男性に乱暴したいと考えたこの世界の女性は、おそらく同じ思考の人間と組んでひとりの男性を襲うだろう。
すなわち、集団による性暴行だ。
女性は月経があり、生物学的な機能なのでこの世界においても同じように機能するでしょう。つまり月経前はイライラ(PMS/PMDD)して、それを攻撃衝動に変え男性にぶつけるかもしれない。
なるほど、月のモノによってプレイ内容が変化することもあり得るのか。時々によって気分や欲求が変化するなら、この世界の男女カップルは多様な行為を経験できるのかもしれない。他にも色々な可能性が脳裏をよぎってきたが、文字数と相談して妄想はこのくらいにしておこうと思う。
貞操逆転世界では〝人間以外の動物〟はどのような暮らしをしてるのだろう?
犬も猫もその他の動物もみんな女性が性欲マッハなのか、それともリアル世界から人間だけ貞操観念を逆転させたのか……まあ、そこらへんはクリエイターのさじ加減か。
これさ、ただえってぃな作品として出すだけじゃなくアカデミックな内容も描けると思うんだ。たとえば「女性は子どもを産むという生物において最重要項目を背負っているので性欲が強く、男性は種の保存レベルを調節するため~」とかいくらでも世界観を構築できるし、エロ系だけにしとくのもったいないと思う。
女性からしたら「貞操逆転ン~? はっ! 男にとって都合のいい展開じゃねーかバカらしい」とツッコミを入れたくなるかもしれない。けど待って、これもしかしたら女性向けジャンルにもなり得るかもよ?
か弱い男の子が「クッ……ころせ!」とか胸アツじゃね?
ボディビルダー顔負けのムキムキマンに馬乗りになって「おねーさんがイロイロ教えてあ・げ・る☆」とか夢ぇ膨らまない? ――エロジャンルの鉄板と化した貞操逆転だけど、リアルに考えたら可能性の塊だった件。みなさまもいま一度、お考えいただければ幸いです。
今回は性に関わる内容となっておりますが、あくまで学術的な事実を元にした考察ベースにあるので年齢制限はありません。万が一、このエピソードの内容に問題があれば一報いただけると幸い。
内容は生物学や性犯罪など多方面でレベルお高めになると思うので性に関する内容に嫌悪感をもつ方、避けている方、デリケートな内容はごめんだという方は閲覧しないことを推奨。御了承おねがいします。
先にこのエピソードを書こうと思った理由を書くと、ふとした瞬間に「貞操逆転モノってリアルに考えたらどうなるんだろう?」と思ったからなのです。
貞操逆転といえば、男女の性に関する思考やらなにやらが逆転したジャンルのことだね。つまり女性が性欲ビンビンで男性が大人しくなった世界。そんなジャンルだからもっぱらエロ関連作品にしか登場しないよね。とはいえ、ここではあくまで真剣な考察を記述していくのでエロい内容にはならんから、そっちを期待してる方はごめんなさい。
閲覧注意、前もって御了承ください。それでは。
:性欲という機能:
食欲。
睡眠欲。
性欲。
生き物の三大欲求だね。食わなきゃ身体を維持できないし、寝なきゃ脳や身体を修復しきれない。そして異性とヤることヤんなきゃ子孫を残すことができない。
生物としてあたりまえのことだよね。さらに、動物はだいたい雄と雌に別れてて、子どもを腹に宿したり、卵の世話をしたりする雌のほうは身体が小さく、子育て中もフリーダムに動け、エサの調達などを行える雄のほうが身体が大きい特徴がある。
このほか色々な要素が絡み合った結果、男性は精子をたくさんバラまきたいので性欲強めあんど興奮しやすいように進化していき、女性は妊娠出産などの大きなエネルギーコストと貴重な卵子を効率的に使いたいので、性欲よりは異性の選別に重きを置くようになった。
結果、男性は身体が大きく性欲強め。女性は身体が小さく性欲弱めに進化していった。一部例外はあるけどだいたいの動物はこんな感じだ。生物の進化は神秘性に溢れているけど、この進化は男性にとってひとつの課題を生み出した。
性欲が強くなった男性は、時として強すぎる性欲衝動を押さえられなくなってしまったのだ。とくに人間という種族は優れた知能で他動物に脅かされない安全性を身につけ、弱肉強食だった過去とオサラバした結果本来ならそのような環境で程よくお付き合いできた性欲を持て余すようになってしまったのだ。
そこで男性は考えた。
自分の手を恋人にすれば良いのでは?
キミは右手派? それとも左手派?
いやまあ、冗談は置いといて、人は自慰行為なるスキルを開発したわけだ。実はという話、自分の性器を弄り性的快感を得るという行為は人間以外でもやってる。
イルカなどの知能が高い生物。
サルなどの霊長類。
果ては鳥類まで。
キミが思ってる以上にたくさんの動物がオナッてる。方法も多種多様で、イルカなどは手などを持ってないので他の動物などにソレを擦り付けたりするし、過去には石を使ってシコるサルも発見された。犬とかも何かに乗っかって腰フリフリするよね。
イルカ「ちょっと失礼しますよ~」スリスリ
サル「お、この石ザラザラしていーじゃん!」コシコシ
イヌ「わんわん!」フリフリ
人類も負けてらんねーわな。恐らく、人類は全生物いちマスターベーションに長けた動物でしょう。強すぎる性欲とクリエイティビティあんどイマジネーション溢れる創作意欲にて、人間という種は自家発電をより効率的かつ魅力的に行う手法を編み出してきました。
すなわちおかずである。
魅力的な異性の裸体を写真や動画に収めたり、空想のキャラクターを描いたり、真に胆力あるモノは頭の中に思い浮かべるだけで絶頂に至るらしい。
その種類も様々で、実際の生活に根ざした描写もあれば剣と魔法のファンタジー世界作品もある。なぜか知らんが、人類に性欲をぶつけるゴブリンやオーガーがたくさんいるし触手スライムTSその他もろもろ、人類の想像力に果ては無いのだろうか? とくにドラゴンと車の掛け算はだれが考えたんだ? あれは尊敬あんど脱帽だわ。わたしはまだその境地に至っておりませ閑話休題。ありとあらゆるジャンルが飛び交う中で、わたしはひとつを思い浮かべた。
貞操観念逆転。
何度も書いたが、性欲は男性のほうが強い。百万倍は強い。いや、女性の性欲を体験したことが無いので断言できないがそのくらい強いんだと思っている。反論ある女性の方ぜひどうぞ。それはそれとして、本来であれば男性のほうが性衝動が強いのだが、貞操観念逆転を描く世界では、女性が性欲モンスターに描かれ男性は女性的に描かれている。
主人公はほぼ男性で、どういった経緯かこのような世界に放り込まれる。そして多くの性欲マシマシな女性たちと出すモノを出してくストーリーになっている。残念ながら、女性向けの貞操観念逆転世界を探してみたが見当たらなかった。もしそのような作品があれば感想コメントで教えていただければ幸い。
元の常識をもつ男性としては好都合な世界なのだが、わたしはひとつの疑問を抱いた。
「実際にこうなる可能性はあるのだろうか?」
ここからはわたしの完全なる妄想なので本気にしないように。ただし、妄想にならないような化学的な視点に寄り添って考えていくので、物書きさんに何かしらの刺激を与えられれば幸い。
:男性は性欲の塊なのよ!:
なぜ男性のほうが性欲が強いのか?
だいたいテストステロンのせい。
男性ホルモン言われるヤツだね。
前提の話。男性ホルモン女性ホルモン言われてるけど、べつに男女ともどちらのホルモンも分泌されてるんだわ。ただ性欲のメインウェポンたるテストステロンは主に精巣で作られてるんです。
女性に精巣、ないでしょ?
その他副腎などでも生成されるけど、やっぱ精巣から生まれる分が多数を占めていて、男性のテストステロン量は女性の十倍とか二十倍くらいあるんだ。性欲に関する反応は男女共に持ってるんだけど、性欲を呼び起こすエネルギー源がたくさんある男性のほうが欲求を萌やしやすいの。
より詳しく。
テストステロンが脳の視床下部に作用。
視床下部は性的欲求のほか意欲、モチベーションを高める部位。
だから男性は、まあ女性から見たら子どもっぽくおバカに見える。
ドーパミンが放出される。
快感を司る報酬、期待への欲求を高めるヤツね。
一酸化窒素が血管を拡張。
コレは男性のアレをビンビンにさせる物質。
別にテストステロン→性欲ってワケじゃない。そげなこと言うたらボディビルダーみんな性欲の塊になってしまうけど彼らは温厚で笑顔を絶やさない紳士たちでしょ? 性欲がムクムクするかどうかは状況によって変化するねん。
目の前にグラビア雑誌があるとか。
彼女とひとつ屋根の下とか。
モナリザの絵画があったとか。
吉良吉影はこうして勃起したワケよ。
もちろん、ふとした瞬間にピンク色の思考が浮かぶかもしれないし、女性だって少なからず性衝動をもってる。が、いくらテストステロンの値が違う言うて、比較的性欲低すぎじゃない? とお思いのキミ、鋭いね。
性欲を司るのはテストステロンだけじゃない。俗に言うアンドロゲンをはじめとした男性ホルモンと、エストロゲンやプロゲステロンなどの女性ホルモンすべてが性欲と関わってると書いてもいいかもしんない。
女性の場合、テストステロンと女性ホルモン代表であるエストロゲンが性欲向上に役立ってる。けどそれ以上にプロゲステロンやプロラクチンなどの性欲を抑えるホルモンが活躍してるので、男性と比べめっちゃ性欲お低めでございますのよ。だから男性向けのえってぃな作品にありがちな感度三千倍みたいなことはありえねーのです。
いや男性でもねーか、死ぬわ。
女性はテストステロンだけでなくエストロゲン、オキシトシン、ドーパミンなどを総動員してはじめてムラッと来るのでただ性行為するだけでは物足りなさを感じるのかもしれない。よく言われる、女性は雰囲気や会話などを通して性欲を~ってのはそういう前準備が必要だからなんだね。
はいじゃあ本題。貞操観念が逆転した世界において、男性と女性のホルモンバランスはどうなってるだろうか?
:同じ脳だけど違う運用:
テストステロンは男性特有のアクティブ性を引き出してくれる。つまり、貞操逆転世界では女性のほうがテストステロン量が多いということになる……それは困る。だって、テストステロンは性欲や意欲モチベーションだけでなく、男性の〝男性らしさ〟をつくるものでもあるから。
骨格や筋肉、体毛や声変わり、そもそも精巣からテストステロンがドバドバ出るワケじゃん? じゃあ貞操逆転世界で女性性欲の再現性なくね? ってなりそうだけどちょっとまって。
世の中にはいろんな例外がいる。雄より雌のほうがデカい動物はたくさんいるし、雄が巣を守り雌が狩りを行う動物もいる。雌が雄をめぐって争うような場合もあるし、ブチハイエナなどは疑似ペニスを持つ程度に女性の男性化が進んでる。
性的二型の逆転と呼ばれるものだ。
テストステロン値が高いワケじゃない。
体内における〝やりくり〟の問題だ。
テストステロンというボールが投げられると、脳神経の受容体というグローブでキャッチされる。問題はその数。テストステロンを一万個投げたところで、グローブが十個だけだったらつまり十個分の信号しか伝わってないことになる。
では、テストステロンを百個しか投げられなかったとしてもグローブが百個あったらどうなるだろう? 先程より九十個も多く伝わってることになる。ブチハイエナはこういった仕組みができているのでより男性化しやすく、身体だけでなく実生活でも〝男性らしさ〟を発揮できるんだって。
テストステロン量が少なくても、その信号を受け止める数を増やせば女性であっても男性のような力強さを得られるってこと。つまり貞操逆転世界の女性たちは、テストステロン受容体がたくさんあるんだろうなって妄想。
もちろん、女性でも性欲を生み出すエストロゲンなどをドバドバ分泌させ受容体もたくさん作ればさらに性欲モンスターになれる。あとは環境要因やジェンダー文化的な要素も取り込めば、まあ女性の性欲関連は説明がつきそう。
となると次なる課題は、性欲が少なく女性的な男性像の話だね。
えってぃな作品では主人公こそ性欲魔人ではあるけど、その他の〝貞操逆転世界の男子〟はリアル世界でいう女性的なアイデンティティーをもってるワケだ。となると、テストステロン量が多くてもそれを性欲やモチベ方面に向かないよう仕向けねばなるまい。
それを実現する方法としては『脳の反応をコントロールする』ってのがある。男性ホルモンは性欲と結びつけられやすいけど、それと同時に父性を生み出す種などたくさんの役割を持ってる。つまり、男性ホルモンを性欲方面でなく父性や精神的安定に働きかける方向性に持っていけば良いだろう。貞操逆転世界の男性はそういう神経回路を持ってるんだという説明。事実、リアル世界でもそういった動物の類は多く、性欲以外の条件と強く結びつけられれば人間の雄だって菩薩のような境地に到れるかもしれない。
おぉ、わりと説明できそうでビックリだよ。なるほどなるほど、リアル世界でも貞操逆転モノのような世界観があり得たかもしれないな……とまで考えて新しい疑問が浮かんだ。
貞操観念逆転世界ってだいたい成人向けじゃん? じゃあさ、その世界の男女ってどういうプレイしてるのかな?
:貞操逆転世界で起こること:
内分泌系と性欲をメインに考えたけど、さすがに女性のがムッキムキで男性は華奢になるとは考えにくいと思う。まあ、上記で考えれば多少は骨格筋肉の変化が見られると思うけど、貞操逆転モノってだいたい外見上はリアル世界の男女と変わらんじゃん?
なので、まあ『フィジカル面では男性のほうが有利』という前提のほうが良さそう。となると、これは女性にとってとても不利に働くかもしれない。
だって襲えないんだもの。
成人向け作品にはあるまじきハンデだ。
ん? いやそれでいいのか?
むしろそのほうが健全な社会につながるわね。
でもまあ、それだと話が終わっちゃうのでひとつ考えよう。
たとえば、性故の過ちとか。
法務省の『犯罪白書』を参照すると、女性が被害者となった不同意性交等、不同意わいせつの認知件数は年間あわせて約一万件。つまり一日で三十件程度、女性が襲われてることになる。
:犯罪白書:
ttps://hakusyo1.moj.go.jp/jp/72/nfm/mokuji.html
リアル男性の性欲をそのまま貞操逆転モノに持ち込むなら同程度の件数が男性に降りかかっているはず。が、男性のほうがフィジカルに勝るという事実があるのなら、恐らく被害件数自体は少なくはなってるかもしれない。襲われそうになっても力で振りほどけたり、走って逃げればいいんだから。
恐らく、この世界における男性被害者は凄惨な目に遭っているかもしれない。
フィジカルに劣るなら数で勝負すればいい。性欲と悪意と常識の欠損。どうしても男性に乱暴したいと考えたこの世界の女性は、おそらく同じ思考の人間と組んでひとりの男性を襲うだろう。
すなわち、集団による性暴行だ。
女性は月経があり、生物学的な機能なのでこの世界においても同じように機能するでしょう。つまり月経前はイライラ(PMS/PMDD)して、それを攻撃衝動に変え男性にぶつけるかもしれない。
なるほど、月のモノによってプレイ内容が変化することもあり得るのか。時々によって気分や欲求が変化するなら、この世界の男女カップルは多様な行為を経験できるのかもしれない。他にも色々な可能性が脳裏をよぎってきたが、文字数と相談して妄想はこのくらいにしておこうと思う。
貞操逆転世界では〝人間以外の動物〟はどのような暮らしをしてるのだろう?
犬も猫もその他の動物もみんな女性が性欲マッハなのか、それともリアル世界から人間だけ貞操観念を逆転させたのか……まあ、そこらへんはクリエイターのさじ加減か。
これさ、ただえってぃな作品として出すだけじゃなくアカデミックな内容も描けると思うんだ。たとえば「女性は子どもを産むという生物において最重要項目を背負っているので性欲が強く、男性は種の保存レベルを調節するため~」とかいくらでも世界観を構築できるし、エロ系だけにしとくのもったいないと思う。
女性からしたら「貞操逆転ン~? はっ! 男にとって都合のいい展開じゃねーかバカらしい」とツッコミを入れたくなるかもしれない。けど待って、これもしかしたら女性向けジャンルにもなり得るかもよ?
か弱い男の子が「クッ……ころせ!」とか胸アツじゃね?
ボディビルダー顔負けのムキムキマンに馬乗りになって「おねーさんがイロイロ教えてあ・げ・る☆」とか夢ぇ膨らまない? ――エロジャンルの鉄板と化した貞操逆転だけど、リアルに考えたら可能性の塊だった件。みなさまもいま一度、お考えいただければ幸いです。