レベル11 鬼畜に死者となり
ユワシャーするまで頑張るぜ?
踊るぜ?
なんて思っていたら、いつの間にか真っ白インに戻ってきていた。
無事に。
いやいや、なにが無事なのかは、さておき、ともかく連チャンして八連荘まで一直線な俺だったのが、ここで異変が起きた。インスタントで作ったインスト曲を陰毛と共にイングリモングリしたら委員長が、いいのんか、いいのか、な医院だ。
いいんだよ、と志村園長だぜ?
と言いだしたから、いいんじゃねぇの? なんて応えておいたぞ。
いつもに増してイミフだが、この謎のテンションで押し切るのが、このお話だ。
むしろ、このテンションでレッツゴー以外は、このお話にはない。
いや、ないと信じて深読みするな。沼にハマるから。それこそな。
「うむっ」
一体、なんだ、ムキムキ言語?
「まだ気づかんか、あの謎の魔王が誰だったのか?」
阿呆が。
気づいてないわけがない。もちろん気づいていた。お前だろ? ムキムキ言語。
「ククク」
真っ白インが歪む。時間が、ゆっくりと流れたからこそ気づいた。歪んだ事に。
そうだな。空間が伸びると時間の流れが緩やかになるとはアインシュタイン〔強靱な凶刃〕も言っている。だが、そんな経験はした事がない。いや、ないと思わされている。例えばだ。アフタヌーティを楽しんでいる貴族の気分になろう。
その時、流れる時間はどうだ?
いやいや、そんなもん、想像できないと言ったら、トゥシューズでスクリューキックを蹴らせるぞ。変な回転になったヤツは星飛一徹のちゃぶ台返しで1000本ノックを、お見舞いだ。オッケ? 分かったヤツはアン・ドゥ・トロワだぜ?
とにかくだ。話を前に進ませるとだな。うむ。流れる時間の話だ。
何もしないで、ぼぉ~と空を見上げて瞑想している時を考えればソレは分かる。
いや、貴族の話は忘れてくれ。
貴族は嫌悪に帰属するくらいに大っ嫌いだからな。
ピスタチオだわよ。ジョンッ!
始まりの街コカーラの入り口で、ようこそ、なんて言っていた俺だからこその嫌悪。貴族様を、ぶち殺して天上金を盗んで鼠小僧だ。いや、五右衛門か? パスタ専門店。むしろココスでコンビニにパスタを楽しんでいるものへと告ぐ。
君がくれたものはなんだ。小判か。大判か。阿波蹴り音か。エヴァンゲリオン。
逃げちゃダメだ。渚カヲルよ。
そそ。どうでもいい事だが、渚はシと者に分けられて、カの前はオ。そしてヲの前はワ〔ワヲンのワだな〕。とどめはルのリとなる。これを繋げて書くとシ者オワリとなる。まあ、だから、どうしたという話でもないんだがな。なんとなく。
兎に角。
貴族は死んだが、まだ五老聖は生きている、という話じゃなくてだな。クソう。
「本当に、お前は脱線するのが好きすぎだな。まさにビチだな、としか言えんわ」
うっさいわ。ムキムキ言語よ。
転生前は、一切、しゃべらなかったのに、いきなり饒舌になるんじゃないわよ。
だからこそ怪しいのだ。あのどMとどSの転生物語での転生前、香恋と呼ばれていた、さね魔人だけが、しゃべり、ムキムキ言語は無言を貫いていた。いや、存在を隠していたとは言えまいか。そして、遂に満を持して俺の前に現われて……、
直々に俺を殺した。……だろ?
「うむっ」
とムキムキ言語は静かに笑む。
どうだ?
だろう?
と、俺は鼻の穴を膨らませる。
「まあ、半分は当たっていて、半分は外れていると言っておこうか」
弁当、弁当、うっさい。半分。
「アレは本物の魔王。無論、余も魔王であるが、そうではなくて本物の魔王だ。ビチ、お前が倒すべきではない宿敵なのだ。分かるか? 言っている意味がな」
グミなら知ってるぞ。いや、クミならか。ゴクミ。ゴクセン。ゴクツブシだぜ?
「ジョンドット五世、もう放っておきな。こんな阿呆。どうしても脱線したいみたいだからね。本当に話が先に進まないさね。一度、死んだ方がいいかもね?」
いや、あんたらの思惑で何度も死んでます。そして生き返っています。オッケ?
というかだ。ジョンドット五世が、めっちゃ意味深な事を言った。倒すべきではない宿敵と。倒すべき宿敵じゃないのか? それが、どうして? うむむ。分からん。分からんが分かる事もある。それは、こいつらが鬼畜だという事だ。
「……鬼畜か。それも致し方あるまい。だな、香恋」
「それも仕方がない。ただ言いたい事はある。それは、ビチ、あんたも鬼畜って事さね。私らに協力している事。にも関わらず、いまだに結果を出せない事さね」
まあ、魔王に協力しているんだからソレもそうか。
だが、好きで協力しているわけじゃない。そんな形になっているだけの話だぞ。
「そうじゃない。総社ないのさ。あ、総社ってのは岡山の都市さね。そうじゃなくて、ビチなんて珍しい名と体を持つ被検体が、なかなか結果を出せない事さね」
いつの間に被検体にしたんだ?
俺をな。
そんなものに任命するお前らの方が、それこそ鬼畜じゃないのか?
ラットじゃないぞ。俺は。人間だ。れっきとした人間だ。いや、むしろモブキングになる俺が、ラットで、しゃべってたらソレこそジェリーだ。沢田研二じゃないジェリーだぜ。トムと喧嘩するネズミーマウスのライバルだな。主人公だぜ?
青き弾丸、青き猛獣、青き悪夢なトムが主人公だという奴は……、
この世界に君臨する神と思考が似ている、とだけ言っておこうか。
遺影ッ!
「本当に、どうでもいい事ばかり考えるな。ビチは」
ムキムキ言語がため息を吐く。
呆れる。
そこに続く、さね魔人の言葉。
「だから極悪〔ビチ〕なんだ。少しでも一秒でも速く最高のステータスを見つけなくちゃならないのに、どうでもいい事で時間を浪費するんだよ。この阿呆は」
「香恋ッ」
とムキムキ言語が慌てて言う。
「あ、余計な事を言ってしまったね。まあ、忘れとくれ。とにかく話を先に進ませようじゃないか。いいかい? そろそろ次の復活の呪文を入力しとくれよ」
取り繕った、さね魔人が言う。
いや、もう復活の呪文を入力しない。入力したくない。分かってくれ。それを。
などと思いながらも、やっぱり因果応報で起こるべくして起こるのか、その因果律に縛られた俺は復活の呪文を入力してしまう。やだやだ。やだよ。チビマルコちゃん。デカマルコはチュウマルコと一緒に東尋坊から身投げして心霊写真だぜ?
遺影ッ!
ジョン。
だわよ。
踊るぜ?
なんて思っていたら、いつの間にか真っ白インに戻ってきていた。
無事に。
いやいや、なにが無事なのかは、さておき、ともかく連チャンして八連荘まで一直線な俺だったのが、ここで異変が起きた。インスタントで作ったインスト曲を陰毛と共にイングリモングリしたら委員長が、いいのんか、いいのか、な医院だ。
いいんだよ、と志村園長だぜ?
と言いだしたから、いいんじゃねぇの? なんて応えておいたぞ。
いつもに増してイミフだが、この謎のテンションで押し切るのが、このお話だ。
むしろ、このテンションでレッツゴー以外は、このお話にはない。
いや、ないと信じて深読みするな。沼にハマるから。それこそな。
「うむっ」
一体、なんだ、ムキムキ言語?
「まだ気づかんか、あの謎の魔王が誰だったのか?」
阿呆が。
気づいてないわけがない。もちろん気づいていた。お前だろ? ムキムキ言語。
「ククク」
真っ白インが歪む。時間が、ゆっくりと流れたからこそ気づいた。歪んだ事に。
そうだな。空間が伸びると時間の流れが緩やかになるとはアインシュタイン〔強靱な凶刃〕も言っている。だが、そんな経験はした事がない。いや、ないと思わされている。例えばだ。アフタヌーティを楽しんでいる貴族の気分になろう。
その時、流れる時間はどうだ?
いやいや、そんなもん、想像できないと言ったら、トゥシューズでスクリューキックを蹴らせるぞ。変な回転になったヤツは星飛一徹のちゃぶ台返しで1000本ノックを、お見舞いだ。オッケ? 分かったヤツはアン・ドゥ・トロワだぜ?
とにかくだ。話を前に進ませるとだな。うむ。流れる時間の話だ。
何もしないで、ぼぉ~と空を見上げて瞑想している時を考えればソレは分かる。
いや、貴族の話は忘れてくれ。
貴族は嫌悪に帰属するくらいに大っ嫌いだからな。
ピスタチオだわよ。ジョンッ!
始まりの街コカーラの入り口で、ようこそ、なんて言っていた俺だからこその嫌悪。貴族様を、ぶち殺して天上金を盗んで鼠小僧だ。いや、五右衛門か? パスタ専門店。むしろココスでコンビニにパスタを楽しんでいるものへと告ぐ。
君がくれたものはなんだ。小判か。大判か。阿波蹴り音か。エヴァンゲリオン。
逃げちゃダメだ。渚カヲルよ。
そそ。どうでもいい事だが、渚はシと者に分けられて、カの前はオ。そしてヲの前はワ〔ワヲンのワだな〕。とどめはルのリとなる。これを繋げて書くとシ者オワリとなる。まあ、だから、どうしたという話でもないんだがな。なんとなく。
兎に角。
貴族は死んだが、まだ五老聖は生きている、という話じゃなくてだな。クソう。
「本当に、お前は脱線するのが好きすぎだな。まさにビチだな、としか言えんわ」
うっさいわ。ムキムキ言語よ。
転生前は、一切、しゃべらなかったのに、いきなり饒舌になるんじゃないわよ。
だからこそ怪しいのだ。あのどMとどSの転生物語での転生前、香恋と呼ばれていた、さね魔人だけが、しゃべり、ムキムキ言語は無言を貫いていた。いや、存在を隠していたとは言えまいか。そして、遂に満を持して俺の前に現われて……、
直々に俺を殺した。……だろ?
「うむっ」
とムキムキ言語は静かに笑む。
どうだ?
だろう?
と、俺は鼻の穴を膨らませる。
「まあ、半分は当たっていて、半分は外れていると言っておこうか」
弁当、弁当、うっさい。半分。
「アレは本物の魔王。無論、余も魔王であるが、そうではなくて本物の魔王だ。ビチ、お前が倒すべきではない宿敵なのだ。分かるか? 言っている意味がな」
グミなら知ってるぞ。いや、クミならか。ゴクミ。ゴクセン。ゴクツブシだぜ?
「ジョンドット五世、もう放っておきな。こんな阿呆。どうしても脱線したいみたいだからね。本当に話が先に進まないさね。一度、死んだ方がいいかもね?」
いや、あんたらの思惑で何度も死んでます。そして生き返っています。オッケ?
というかだ。ジョンドット五世が、めっちゃ意味深な事を言った。倒すべきではない宿敵と。倒すべき宿敵じゃないのか? それが、どうして? うむむ。分からん。分からんが分かる事もある。それは、こいつらが鬼畜だという事だ。
「……鬼畜か。それも致し方あるまい。だな、香恋」
「それも仕方がない。ただ言いたい事はある。それは、ビチ、あんたも鬼畜って事さね。私らに協力している事。にも関わらず、いまだに結果を出せない事さね」
まあ、魔王に協力しているんだからソレもそうか。
だが、好きで協力しているわけじゃない。そんな形になっているだけの話だぞ。
「そうじゃない。総社ないのさ。あ、総社ってのは岡山の都市さね。そうじゃなくて、ビチなんて珍しい名と体を持つ被検体が、なかなか結果を出せない事さね」
いつの間に被検体にしたんだ?
俺をな。
そんなものに任命するお前らの方が、それこそ鬼畜じゃないのか?
ラットじゃないぞ。俺は。人間だ。れっきとした人間だ。いや、むしろモブキングになる俺が、ラットで、しゃべってたらソレこそジェリーだ。沢田研二じゃないジェリーだぜ。トムと喧嘩するネズミーマウスのライバルだな。主人公だぜ?
青き弾丸、青き猛獣、青き悪夢なトムが主人公だという奴は……、
この世界に君臨する神と思考が似ている、とだけ言っておこうか。
遺影ッ!
「本当に、どうでもいい事ばかり考えるな。ビチは」
ムキムキ言語がため息を吐く。
呆れる。
そこに続く、さね魔人の言葉。
「だから極悪〔ビチ〕なんだ。少しでも一秒でも速く最高のステータスを見つけなくちゃならないのに、どうでもいい事で時間を浪費するんだよ。この阿呆は」
「香恋ッ」
とムキムキ言語が慌てて言う。
「あ、余計な事を言ってしまったね。まあ、忘れとくれ。とにかく話を先に進ませようじゃないか。いいかい? そろそろ次の復活の呪文を入力しとくれよ」
取り繕った、さね魔人が言う。
いや、もう復活の呪文を入力しない。入力したくない。分かってくれ。それを。
などと思いながらも、やっぱり因果応報で起こるべくして起こるのか、その因果律に縛られた俺は復活の呪文を入力してしまう。やだやだ。やだよ。チビマルコちゃん。デカマルコはチュウマルコと一緒に東尋坊から身投げして心霊写真だぜ?
遺影ッ!
ジョン。
だわよ。